けさがけ

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一生ものを手に入れる

長野県で家庭を訪問していた時「今朝夫、今朝子、袈裟男、ケサ」とケサのつく名前が多いので、不思議に思っておりました。そこで村の人になぜか?と尋ねますと、お母さんの腹の中で袈裟(けさ)がけで育ち生まれてきた子はすべて名前に来たとつけたとのことです。

袈裟は僧侶が身ににまとっていた布の事です。本来、出家僧侶は私有物を持つ事は禁じられており、衣服も例外でなく、使い捨てられたボロ布で味を被ったとのこと。お釈迦様も、出家前の菩薩像は装飾品を身に付けていますが、悟りを開いた後の如来像はボロ布で覆われております。

でも最近の僧侶は高価な立派な袈裟に覆われておりますが、ボロ布もなくなってきたこの頃です。使い捨て時代からリサイクル時代へと工夫しましょう!

 

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