三国峠
冬。三国峠を境に新潟県寄りに雪が降ると関東側は晴れ、まるきり反対の天気です。「長いトンネルを抜けると雪国であった。」という小説を書いた奴がいました。
ある代議士は「若き血の叫び」と言って三国峠の山を削って日本海に運べば、雪が降らず佐渡島と陸続きになると叫んでおりました。1回目は落選、2回目は当選し、最後は総理大臣にもなった人です。
確かにあの頃は町場で3m、農村で5~6mの雪が降り、国道も冬は車は走らず、我々は電線をまたいで学校に通いました。2階が玄関であり屋根からの「雪下ろし」でなく屋根を掘る「雪掘り」をやりました。
今は三国峠も佐渡もそのままですが、温暖化と除雪が進んだせいか、雪が昔ほどは気になりません。しかし四季はハッキリしているので冬は土地が休んで、おいしい山菜や日本一のコシヒカリが育ち、日本海の魚は美味しい。
山、川、海、平野のある新潟へ是非来て住んでください。明治時代の日本一の人口の県の再現にご協力ください。
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