食べ物を大切に
今から50年以上前に食べ物もちょっとずつ豊かに良くなった頃でした。
「何をやろうか、皆においしいものを食べさせよう」と考えたとき、「大阪の食い倒れ」という言葉を耳にし、「よ~し、大阪に行こう」と思いました。北陸線回りの寝台列車でポッケに一万円札を入れて向かったのを思い出しました。
関西は味も色も薄いような気がしましたが、だし汁に大変気を使っている料理で「関西は貴族の料理だ」と言って自慢しており、
関東では、味も色も濃く「労働者の料理だ」と言っておりました。納豆もあの当時、関西人は食べないと言っておりました。今となれば関西人も納豆を食べ、味も関東・関西料理もどこにもあり区別がつきません。
あの食べ物がない時代から、日本では600万トン以上の食料が捨てられるようになりました。「日本の食料廃棄倒れ」になろうとしておりますのでご注意しましょう。
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